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チョコ煮

いろんな素材をチョコで煮ます

「シゾフレ~2つの視点から~」 第1回 (全8回)

自己紹介 自己紹介-病気

今回から本格的にスタートということで、書いてみたいと思います。

今回の目次はこちら。

1.私のケースレポート:誕生~小学生時代
2.病歴:(1.の頃には特になかったので割愛)
3.本の紹介「ケースファイルで知る 統合失調症という事実 《電子増補版》」
4.コラム:統合失調症の疫学
5.素朴な疑問:薬学部に行くには?

 

 

【第1回】

1.誕生~小学生時代

第1子ということで難産だったらしい。仮死状態で生まれてきて、15歳位までに何か症状が出てきたらまずい、という趣旨のことを出生時に医師から両親には告げられていたらしいが、そっちのほうでは特に何もなかったようだ。

里帰り出産で母方の実家で出産したが、実際暮らしていたのは関西圏。2歳くらいまでそっちにいて、その後首都圏で育つが、小3に上がるとき中京圏に引っ越し、そこで2年ほど暮らした。その後小5に上がるとき湘南に引っ越して、小6に上がるとき再び首都圏に戻ったという経緯がある。
ちなみにそれ以降、引っ越しはない。


小6に上がるとともに某進学塾に入ったが、そこは井の中の蛙。学校では勉強に困ることはなかったが、塾では下から2番目のクラスに入った。受験勉強に関してはかなり苦労したし、第一志望の私立校は不合格だった。小学校の時は得意科目は国語と社会、苦手科目は算数と理科という典型的な文系で、学校でもよく図書館でSFシリーズ物とかミステリもの、とりわけシャーロック・ホームズを借りて読んでいた記憶がある。当時はトリックの妙など全くわからなかったが。


3回ほど引っ越しと転校を経験しているが、たまに転入生に対するいじめを経験した。
だが、そこまで深刻なものでもなく、友人ができて所属するグループに馴染んでくると自然消滅した。


ただ、転校が度重なったせいか、その土地に馴染むということがあまりなかったような気がする。
土地への帰属意識の薄さは今も残っているように思う。


2.(割愛)

3.「ケースファイルで知る 統合失調症という事実 《電子増補版》」

 

 わざわざこんな記事を読みに来る方々に何を紹介するか、と言われてしまいそうだが、私はこれほど多くの患者の事例が出てくる本を他に知らない。と同時に、一口に統合失調症といってもこれほどバラエティに富んだ症例があるというのも他に知らない。
なぜ《電子増補版》かという疑問があるかもしれないが、「増補版」というだけあって、先行した紙媒体の本に比べて1.5倍くらいページ数が増えている。それだけ多くの症例を追加したという点で私としては電子版を推したい。

もう一つ良い点として、良くなった例と悪化した例を隔て無く掲載している、というのがある。統合失調症を治療しないとどうなるか、これは一般向けの本にはなかなか載っていない内容である。その注意喚起の意味でも読んで見る価値はあるはず。

最初の1冊にするのはちょっと厳しいかもしれないが、ぜひ読んでみることをおすすめする。


4.統合失調症の疫学


統合失調症の患者さんは大体100人に1人。意外と多い?同学年に数人はいるということになる。一卵性双生児の一致率(どっちも統合失調症になる確率)は50%と言われている。つまり、100%遺伝で決まるとはいえない。

統合失調症の患者さんは全世界で2630万人と推定されている。
日本の場合、約718000人の患者さんがいるとの報告があり、35歳~44歳と55歳~64歳の2つのピークがある。

統合失調症に限らないが、平成25年度の統計では我が国の精神障害者の新規求職申込件数は約65000人、就職件数は約29000人であり、就職率は45.3%と言われている。まだまだ厳しい。

新規求職申込件数と就職件数の対象が全て統合失調症だったとすると、全患者のうち、就労活動をしているのは1割程度、職にありつけるのはその半分弱、ということになる。当然実際はもっと少ないということになる。
変わったところでは、都市部に住んでいたり、移民した人で発症のリスクが高かったり、患者さんに冬生まれが多かったり、妊娠時に母親がインフルエンザにかかるとリスクが高まったりといったという報告がある。


5.薬学部に行くには?


薬学部卒=薬剤師というのは実は必ずしもそうと言えない。
まず、自分が将来どうなりたいのか考えて見る必要があるだろう。
そのうえでの話をすると、私立大学はお金がかかる代わりに薬剤師教育に積極的であり、薬剤師になりたいならそちらをおすすめする。
一方国公立大学は私立より学費は安いかもしれないが薬剤師教育に熱心かというと必ずしもそうと言えないかもしれない。
最近は変わってきているとは思うが、研究者養成機関という面が強いところもあったりするので、その辺はよく下調べをするべきだろう。

あと、私立の場合はセンター試験を利用する場合と大学独自の試験を課す場合があるが、大学によって必要な科目数が結構違ったりする。
では、国公立はどうかといえば、私立受験より確実に多くの科目を勉強しなければならないだろう。
その辺も許容できるかどうか、自分と相談する必要がある。

もっとも、受験で仮に理科が化学1科目だけだったとしても、大学に入ってから物理も生物も必要になるので、勉強しておいても無駄にはならないはず、とは思うけど。