読了:「精神障害者枠で働く」
2冊同時並行で読んでいるうち、こっちが先に読み終わったので書きます。
第1部と第2部に分かれているが、第1部の会社紹介がメインで、第2部の一般論はおまけ程度。
私でも名前を聞いたことのある企業が半分程度。精神障害者を雇うようになった経緯や現在の内情が結構詳しく書いてある。これから障害者枠でオープンで働こうとしている人は読むと参考になるんじゃないかと思う。もちろん、こうして堂々と本に紹介されるくらいのケースなので、大半は成功例ではあるが。
要するに会社が当事者について知りたいのは、
やる気はあるか
病状は自分で正しく把握しコントロールできてるか
支援者とのつながりは密であるか
の3点のようだ。
まあ率直に言えば勤務時間と給料について、他社はどうだろうと思って読んだ面があるが、まあ、多種多様でうちより多いところ、少ないところ様々ですね、としか言えない。