水平思考パズル
というわけで、最近『水平思考推理ゲーム』にハマってます。
『水平思考推理ゲーム』って何?という方は『ウミガメのスープ』という本はご存知だろうか?
えっ?知らない?
では下記の例題を考えていただこう。
「レストランでウミガメのスープを食べた男が自殺した。なぜ?」
これだけの材料で考えてもわけ分かりませんよね。このゲームは出題者と解答者に分かれて遊び、解答者は出題者にあれこれ質問して明らかにしていくもの。
しかし、出題者は解答者の質問に対して「はい(肯定)」、「いいえ(否定)」、「無関係」の3種類の解答しかすることができません。
解答者はこの3種類の解答に落とし込めるような質問をすることが求められます。クローズドクエスチョンというわけですね。
解答を読んでしまえば「なんだそんなことか」とちょっとガッカリする場合もあったり、「そんなの思いつかない。クソゲーだ」とイラっとすることもあったりで、なかなか面白いです。
ゲームをやったときはネタ本が手元になかったので、ネットで調べて出題する人もいれば、即興でお題を出す人もいたり。
私は初プレイながらその場で問題を作ってみたのですが、最初に設定をカチっと固めるのが足りなかったため、質問への解答がブレブレになり、見事にクソゲー認定されてしまいました。
ちなみにクソゲー認定されたお題をもう少し改良(?)したものがこちら。
「ある日、医者はオペに失敗して死んでしまいました。なぜ?」
以下、問答。
Q「何科の医者かは関係ありますか?」
A「無関係です」
Q「他に死んだ人はいますか?」
A「いません」
Q「失敗は医師の過失ですか?」
A「そうです」
Q「『オペ』とは『手術』のことですか?」
A「違います」
Q「『ある日』は医師の仕事の日でしたか?」
A「違います」
みたいな感じで進み、筋書きか死因を当てたらゲーム終了という具合です。
『オペ』という言葉を『手術』以外の意味で使うのには、ちょっと無理があったようで……。
『ウミガメのスープ』以外にも似たようなものとして『ブラックストーリーズ』というゲームもあります。こっちは人死にばかりですが、興味の湧いた方は是非。

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