自宅の書籍をスキャン代行業者に引き渡してみる
今度の週末あたりに箱詰めした本を送付し、スキャン作業をお願いする予定。
以下、いきさつなど。
元はと言えば、1,2か月前のNHKスペシャルで、片付けコンサルタント 近藤麻理恵さんの番組を見たのがきっかけ。
片づけることをモノとの対話、ひいては自分との対話に結び付けている彼女の方法に興味を覚え、とりあえず本を買って読んでみた。
最後の方、ちょっと「?」と首をかしげる部分はあったが、面白そうなので、こんまり流の片づけを実践してみることにした。
大雑把に言えば、片付け対象のモノに「ときめく」かどうかが全て。ときめくものは残し、そうでないものは手放すのが原則。
大まかなステップとして、衣類→書籍→書類→思い出品の順に片づけていくとよい、とのこと。
この記事は書籍の片づけに関してだが、衣類は既に片付け済み。
衣類については、どっから出てきたのか、ゴミ袋7袋ほどの衣類を回収拠点までもっていくことになった。結構しんどかったが、それなりに部屋が片付いた……気がする。
これに味をしめ、今回は書籍に着手したわけだが、これがなかなか捨てられない。なぜ捨てられないかといえば、大半が未読の本だから。
こんまり流では、未読の本は読むタイミングを逸した本であり、「いつか読む」と残した本に「いつか」は来ないもの。したがって未読の本は捨ててしまおう、という結論に(大雑把に言えば)至るのだが、さすがに捨てるのは忍びない。
また、処分する本とそうでない本を見分けるのに、今回の私の場合は「ときめき」があまり機能しなかったというのも、捨てられなくなった理由である。
あー、こんな面白い本買ってあったのねー、と手が止まることしきり。
で、今回は、こんまり流に反するかもしれない邪道なやり方として、捨てられないのなら、せめて場所をとらないようにすればいいじゃない、ということにして、捨てる代わりに自炊することにしたわけである。古本屋に売る手もあるかもしれないけど、近くにブッ〇オフくらいしかないもので、たぶん二束三文になるだろうなと思ったので今回はパス。
今のところ、仕分けと梱包が終わり、配送業者に引き渡すのを待つばかりとなっているのだけれど……やってみるとけっこうお金がかかるのよね。
最初、スキャン代でいくらかかるか見てたけど、送料が実はバカにならない。大きさにもよるが、3辺合計80cmの箱を10箱郵送するとだいたい1万円くらいになる様子。20箱で2万円!かなりしんどい。
それに本命のスキャン代が1冊100~200円ほどかかるので、100冊で1万~2万円程度。400冊で、高いところで8万円!非常にしんどい。
そんなわけで、家じゅうの本を電子化する予算として、だいたい10万円くらいかかると覚悟しておいた方がいいかもしれない。
今のところ、自室はダンボールが山積みになっているけど、これがなくなるとさぞかしすっきりするのだろうな、と思って暮らしているところ。
ちなみに実は自炊道具を持っているけど、さすがに数百冊もの書籍を相手にするのは無理ゲーである。積んでる本の山を見ただけで気が萎えまくりである。