電子書籍にE-inkタブレットを使ってみた
……更新に間があいてしまいましたが、何事もなかったかのように続くんじゃ('ω')
先日、家の書籍を残らず電子書籍化した話を書きました。
bittersweetchocolate.hatenablog.jp
大量にできるであろう電子書籍について、どうやって読めばいいんだろうという問題が次に生じます。
PCで読むのは、まとまった時間があればいいけど、すべてそれで賄うのはつらい。iPadで読むにしても、書籍の容量がばかにならないし、長時間読んでると意外と目が疲れてきたりする。職場でPCに向かい、家でiPadに向かい、だとちょっとの疲れがけっこう気になってくるんですよね。
そこで、iPadより紙に近くて目に優しいデバイスで読めばいいじゃない、ということで、タイトルの通り、E-ink(電子ペーパー)タブレットを買うことにした次第。
購入したのはこちら。
以前Kindle Paperwhiteを持っていたことがあり、E-inkタブレットがどんな感じかというのはある程度分かっていました。で、今度もKindleで行こうかとも思ったのですが、以前の感触だと画面がちょっと小さく感じて不満だったんですよね。特にマンガを読もうとすると、見開きページをKindleで読むのはかなりしんどかったです。
そこで、iPadと同程度の大きさでE-inkのタブレットを探したところ、たどり着いたのが上と下のタブレットでした。

BOOX Note Pro 10.3, 電子書籍リーダー,フロントライト,ワコムスタイラス,Android 6.0
- 出版社/メーカー: BOOX
- メディア: エレクトロニクス
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どちらを購入するか、非常に悩みました。
Likebook Mimasについては、
- 画面大きい(10.3インチ)
- 安い(15,000円程度の差)
- microSDカードが使える(公式には128GB。512GBが使えたとのレビューあり)
- 本体性能に難がある
- 相性問題がけっこうある?(Wi-Fi、USB-Cコネクタなど)
- Amazon.co.jpでのレビューが少ない
といったところ。
一方、BOOX Note Proについては、
- 画面大きい(10.3インチ)
- 高い
- 外部ストレージが使えない
- 本体性能はLikebook Mimasより良い、らしい
- Likebook Mimasほど相性問題は聞かない
- レビューはある程度件数があり、評価は上々
といったところ。
最終的には安さと拡張可能な容量でLikebook Mimasに決めました。
……決めたんですが、届いて起動してみるとGoogle Playが動かない!
はい、相性問題発生です('ω')
色々試した結果、スマホでテザリングしたら普通に動いたので、どうやらうちのWi-Fi環境がよろしくなかった模様。
無線LANルータはだいぶ長く使っていて不安定になっていたので、ついでに交換するとすんなりとGoogle Playがつながるようになりました。
使用感は以下のような感じ。
- Kindle Paperwhiteなみにもっさりした動作。
- ブラウザとかKindleアプリは、Kindle Paperwhiteからの予想よりはしっかり動く。
- 思ったより解像度が低い。マンガのかすれ具合とかやや気になる。
- 見開きページにするアプリ(Rotation Control)がなぜか不安定。
- Kindleでは物理のボリュームボタンでページ送り・戻しが可能
- 電池もちはまだ不明。
- 目の疲れはPCやiPadよりはだいぶマシ。
色々設定とか手がかかるので、おもちゃとしてはけっこう遊べます。裏を返せばメインデバイスに据えるのは、ちょっとお勧めしかねます。価格でも性能面でもiPad買った方が無難ですね。もしGoogle Playが使えなかったらとても厳しかったわけで、悠長におもちゃ扱いしている場合ではなかったと思います。
そういったリスクを考えると、やっぱりiPad買った方がいいと思います(真顔